働く母ちゃんと子連れ旅 -4ページ目

子連れ旅・ベビーカーが活躍するのは?

何といっても、ベビーカーが一番威力を発揮するのは


「荷物が多いとき」「子供が寝てしまったとき」です。


ですので、旅の移動途中で子供がすっかり眠りこけてしまったよぉ~、
という超ヘビーな状況でも、割と冷静でいられます。



子供も1歳過ぎて、テケテケ歩くようになって、
「う~ん、いろいろ乗り換えもあるし、ベビーカーって邪魔だし…。」
と思っても、いやいや、彼(ベビーカー)はなかなかいかす奴です。
だいたい、2~3歳くらいまでは必需品かもしれません。



特に航空機を使う場合に威力を発揮!
空港というのは、どんなに小さな空港でも、乗り降りや決まった
待ち時間、というのが存在します。
国内線なら15分前チェックインですが…、子連れでそれは
あまりにもチャレンジャーすぎ。
何だかんだで1時間前には着いているのではないでしょうか。



そうそう、旅行会社のパッケージ(フリープラン含む)では、
チケットによって、当日チェックイン時に座席指定になるため
その点からも、子連れ旅のお客様には早めのチェックインを
おすすめしています。



また、海外旅行なら更に2時間前集合、JAL系の飛行機は
24時間前に個人チェックイン(つまり座席争奪戦開始)もあり、
待ち時間は(子連れ旅にとって)果てしないものになってしまいます。


子供をずっとあやさなければならない機内も気疲れしますが、
その前の段階で「荷物が重い」「子供が寝た」で体力消耗すると
その後の旅程にも(特に気持ち的に)多大な影響を及ぼします。
そんなときはやっぱり使い慣れたベビーカー!!



また、海外リゾート地で「ベビーカー貸し出しサービス」というのが
ありますが、「日差しよけの幌が無い」とか「妙に汚れている」とか
「B型…以前の、日本製とは比べ物にならないくらいのおおらかなモノ」
という声もよく聞きますので、出来ることなら(空港でも使えるし)
日本から持参した方がいいと思います。



あとひとつ!
空港では、会社により「機内預け荷物扱い」になったり、
「搭乗口で預け」になったり、様々です。代替のベビーカーは
航空会社が貸してくれるので別に心配は無いです


が、ベビーカーに荷物下げ用の「フック」
これはぜひ、取り外しておいたほうが◎!
荷物搬送の際に、結構なくなりやすいですし、何より
航空会社から借りたベビーカーに改めて取り付ければ、また
荷物をぶら下げられますしね!!
(返却時、再び取り外すのを意外と忘れるので、これも注意!!)

連休明けなのに、また休み・・・。



つらいです。久々の万事休すでした。



ここ3日ばかり休みでした。特に予定は無かったので
どこか子連れ旅!と思っていたのですが、いろいろと
雑用もあり、家で大掃除をしたりしていました。

で、
昨日の夜から上の子がゼイゼイ・コンコンいいだしました。
今朝、起きるとゼイゼイ言いつつ、唇が真っ青です。
眠たがるのはいつものことですが、度を越して眠たがります。
熱はありませんでしたが、これはやばい、と思いました。



今日は朝と夜とミーティングが入っていました。
また、年末年始にかかる各種プロジェクトや確認事項が
山積みでもあり、今日は一気に片付けようと思っていました。



ベビーカーにもう随分大きくなった上の子を座らせ、下の子を
抱っこし、書類の詰まったカバンと保育園袋をぶら下げて
保育所へ。

保育士の先生の視診で「しんどそうですねぇ。」

そのまま下の子だけを預け、病院へ。この時点で朝のミーティングは
アウトです。出席できなくても、ミーティング後にざっと概要を
話すから…。とは言われていたのですが、、、概要説明を聞く時間も
なさそうです。

1時間待って、診察。いつもの先生なので、安心です。
結果は、まぁ大丈夫でしょう。とのこと。
貧血気味なので、血の検査をする、と言われました。


再び保育所へ。
病後時保育も完備している園なので、なんとかなるかなと
期待していましたが、園長先生の視診で
「いつもの元気な様子と違う、ちょっと心配です。」とのこと。

もうこの園には随分通っているし、何度か病後時保育を拒否された
こともあるので(先生は常に子供第一に考えて下さるので)
きゃー、そんなこと言ってる場合じゃないのよぉーー!!と
思うものの、むむむむむ…。と考え込んでしまいました。



園を出て片っ端から電話です。
ダンナはつかまりません。ファミリーサポートの方にも
「今日はゴメンなさい!」と言われてしまいました。
ベビーシッター会社はシッター手配~派遣まで3時間はタイムラグが
生じます。電車で2時間の所に住んでいる親戚も、今日は確か習い事。
(おじいちゃん・おばあちゃんは特急や新幹線に乗るほど遠方です)

家で一人でお留守番…は、まだかわいそう。
会社に連れて行く…会議室に居させる?休憩室?店内?
何と言っても連休明けなので休めない!周りに迷惑がかかる!



結局、ベビーカーに上の子を乗せたまま電車に乗る道を選びました。
ベビーカーの上で目を閉じて、しんどそうです。
会社のある駅に着いて、上司に二回目の電話しました。(病院で一回)

「来なくていい。余計悪くなる。いっぱい(仕事が)溜まってるけど
しょうがないじゃないか。休みなさい。」
そして、「子供を責めたらダメだよ。」とも。



泣けてきてしょうがなかったです。
働く母ちゃんもだいぶ慣れたつもりですが、この万事休すパターンは
何度やっても慣れません。
会社の人たちにもこんなに迷惑かけているのに、すまない気持ちで
いっぱいです。
かといって、子供はやっぱり一番、です。


家の近くまで戻ってきて、上の子は咳き込んで戻しました。
道中で飲んでいたイオン飲料などです。
家に着きうどんを二口三口、すすりこむとまた眠ってしまいました。


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会社の人たち、関係機関の方たちと家の電話でやりとり・確認を
していたら、さっき上の子が起きてきました。


「へへっ。」
と笑っていました。
顔色もすっかり元に戻っていました。



安心したら、やっと自分も電池が入った気がしました。


明日は、ちょっと早めに出社しようと思います。

10時ダッシュ

この場合、AM10:00ではなくPM10:00です。
私、松川千里が保育所に駆け込む時間です。


子供たちを預けている保育園は、認可園なのに7時~22時と
非常に充実しています。
ちゃんと手作りの栄養バランスが取れた暖かい夕食も食べさせて
くれます。
保育士の方も大抵3人は残ってらっしゃいます。(男の先生も!)
つまり、子供たちもけっこうぎゃあぎゃあと騒ぎながらも
楽しく待っていてくれます。
とてもありがたいことです。



旅行会社は慢性的に夜が遅いです。
面白いことも多いですが、確認・作業といった地味な仕事も
結構多いので、割と恒常的に10時ダッシュです。

10時に滑り込みセーフで、家に帰ったら10時半。
そこからご飯を作ってダンナと夕食。その間に
洗濯機を回し、お風呂にお湯を張ります。
11時過ぎに子供たちとお風呂。
昨晩、乾燥機に入れておいた洗濯物を取り出し、
洗い終わったものを放り込んで乾燥開始。
子供たちが次々に話しかけてくるのをかわしながら
食器をざっと流して食器洗い乾燥機へ。
そのあと明日の保育所の準備です。
ここまで滞りなく進んだとして12時過ぎ。
まだまだ元気な子供らを「こらー!」と叱り飛ばしながら就寝。

でも、会社を飛び出した瞬間から子供たちに会いたくて
たまらなくて。で、保育所について顔を見ると、間違いなく
嬉しくて嬉しくて、会社がどこかに飛んでいきます。

(また、疲れてるからすぐ眠れます。)




ひるがえって、休日
AM10:00に起床。洗濯・(たまに掃除)・買出しですが、
子供たちの相手をしながらだと、やはりあっという間に
一日経ってしまいます。
スーパーのお菓子売り場をひょいひょいと避けながら、
(お、豚肩ロース、グラム78円!)とか(わ、大根高い!)なんて
ことに一喜一憂できるのも主婦の特権!とばかりに、目がいつも真剣に
なっています。
また、戦利品(?)で、オレンジページなんかの、今まで作ったことの
ない料理にトライするのも結構楽しい時間です。
上の子も気が向いたら、手伝ってくれます。

でも話題の新商品のキャンペーンだとか、思わず商品を手にとって
しまうPOPの書き方なんかを見ていると、(お!早速マネしよう)
と、瞬間瞬間、仕事モードになったりもします。



なんだかんだで、世の中のお母さんはみんな大変だと思います。
私もよく「たいへんだねぇ~」といわれますが、
こうして見ると、けっこうストレスフリーだったりします。
仕事と家事と育児で、それぞれのストレスが相殺されている、
とでもいいましょうか…。


どっちの世界も『日常』として体験している自分は、
けっこう人生、トクしているなぁ。



と日々感謝、の今日この頃です。



『くりやのくりごと』~リンボウ先生 家事を論ず



リンボウ先生こと、林望さん著のエッセイ集です。

リンボウ先生の名前を初めて知ったのは、他でもない椎名誠さん率いる
「あやしい探検隊」シリーズの中からでした。
色んな肩書きを持つおとっつぁん達が、海に山に川に遊びに行き飲んで騒ぐ、というものなのですが、リンボウ先生は作家でありながら、探検隊の中の名料理人でもありました。
とにかく、椎名氏が手放しで褒めちぎっていた「チャーハン」
読みながらも何度も生唾を飲み込んだものです。



で、本書です。
「くりや」とは台所のことだそうですね。
その台所を含めた家事全般に対して、このリンボウ大先生が
様々に憤慨し・恫喝し・指針を示しています。


「オレンジページ」や「主婦の友」や「クロワッサン」でも
家事ネタは満載ですが、出てくる有名人にしても読者モデル
にしても、非常に楽しそうです。「こうすればラク!トク!」
とばかりに小ワザを紹介しています。
私も好きでよく購入します。中には(ホントか?)と疑うほど
笑顔が張り付いている場合もありますが…。



先生は…、そこを「うんちく」で攻めているところが
違います。
ガンコで笑わなそうで、正しいことは正しいんだ!と
鼻の穴から息がフーンッ!と出てそうな気配で、リンボウ
先生は彼なりの「家事の哲学」を説いています。

その哲学的な文章に、思わず恐れ入ったのは例えば以下の3つ。

①洗濯物や布団は干さない!
 ⇒「そんなものに大切な人生を浪費してはならない!」
   とのこと。ざぶとん三枚!!!

②ワイシャツのアイロンがけは首と袖だけ!
 ⇒「1枚3分もあれば十分。生乾きでやれ!」とのこと。
   全部をきっちり丁寧にやる必要は全く無いそうです。

③床を雑巾がけ?なにをやっているんだ!
 ⇒「やめなさいよ、そんなあほらしいこと!」とのこと。

すべてに理由とうんちくがこんこんと述べられているのですが
少なくとも私は上記3点に関する心理的圧迫感・強迫観念から
サッパリ逃れられました。
エライぞ!先生!!  



でも、こういう人(うんちくガンコオヤジ)は上司にも
お客さんにも少なくなってきました。
身内にいたらウザッタイかもしれませんが、年上の友人
としている分には、案外楽しいかもしれません。

主婦系雑誌に目が慣れてしまったときに効く一冊です。



『くりやのくりごと』~リンボウ先生 家事を論ず~
 林 望著  集英社文庫  ¥457-
 


 ⇒ 本の注文はここでも出来ます(Amazon.co.jp)


電車好きのチビッコに、「電車に乗る旅」!

博多から中国四国・京阪神・北陸方面の、いわゆるJR西日本エリア
在住の「電車好き」チビッコにもってこい!の企画が登場しました。


その名も『いいね、すごい値  JR西日本パス』
(ネーミングもすごいね…、です。詳しくは、コチラ !)


連続する3日間、JRに乗り放題。
指定席で大人16000円、子供はその半額です。
JRの規定では小学生以下は座席を取らない限り無料です
つまり、2~3歳の電車好きの男の子(女の子も?)をもち、
ほぼ毎日のように子供と線路脇で電車に向かって手を
振らなければならないお母さんにはおトクで是非オススメしたい
商品でもあります。



おそらく、ANA・JALのバーゲンフェア等の対抗措置的な
位置付けだとは思うのですが、飛行機は3歳から(国内線)
料金がかかります
。それを考えただけでも、いろいろと周囲に
興味を示しだし、まあまあ人の話を理解できる3歳くらいと
子連れ旅、となったときに、結果的におトクで便利なのはJRなど
鉄道だったりします。


前置きはこのくらいにして、「電車に乗る旅!」です。
見るだけでもいいのですが、やっぱり一区間だけでも
乗せてあげたい
ですよね。(だからフリーパスはイイ!)


順不同、どこから乗っても構いませんが、手っ取り早く
大阪を拠点とした場合です。

①大阪⇒北陸線の「雷鳥」「サンダーバード」で京都往復。
前後に「トワイライトエクスプレス」を見てください。(寝台車
なので、パスの除外列車です…)

②大阪に戻ってきて「はるか」「オーシャンアロー」で和歌山往復、
帰りは新大阪まで。

「700系ひかりレールスター」で岡山まで。「スーパーやくも」
で倉敷往復。(チボリ公園で遊んでもいいですね!)
戻ってきて高知ほかに向かうアンパンマン列車「南風」他を見ると
大はしゃぎです。ココからはJR四国になるので別料金です。注意!

「こだま(グリーンの横帯のやつ)」で広島へ。
改札を出てチンチン電車はいかがですか?(別料金・広島電鉄です)

「300系ひかり」で博多へ。ここからもJR九州、と別会社になる
ので乗れませんが、九州の電車はとにかくカラフル!
玉虫色(?)や白の「ソニック」「かもめ」、「ハウステンボス号」
「ゆふ」「ゆふいんの森号」
、シルバーの「つばめ」など。

「700系のぞみ」で一気に新大阪へ。シブ系好みのチビッコは
「タンゴエクスプローラー」などにトライしてもいいかもしれません。


また、おそーい時間帯ですが「サンライズエクスプレス」なども!
いずれにしろ、上手く接続を調べて、列車名・発着時間・区間を
ざっと書き出してプランを組み立ててみるといいですね。
JRの、『おでかけネット』 で調べることが出来ますヨ!
ここで駅弁、ここのおばあちゃん家で一泊など入れてもさらに
楽しいです!!


実際に手配する側も(コレが本音だっったりしますが…)
メモ持参のお客様はありがたい!のです。
また、発売前(一ヶ月以上前)にいただけると
比較的、手配しやすいです。絶対取れるわけではないのですが
JRの発売は出発日の1ヶ月前の10時と決まっているので
発売の準備がしやすいのです。
事前預かりしている旅行会社も多いので、ぜひご相談を!!


1・2・3月のそれぞれ1週間だけの設定ですが、
予定が合えば、ぜひいかがですか?



子連れ旅にはどのカメラ?

デジカメケータイでの写真撮影が当たり前になった
感のある昨今。
私は、といえばいまだに使い捨てカメラを愛用しています。


だって!
多少、手荒に扱っても大丈夫だし、手入れはしなくていいし、
撮るときにパッとポケットから出して終わったらすぐに
しまえるし、ホコリやお菓子のくずや多少の水滴にも平気だし、
子供がしゃぶっても噛んでも壊れないし、
フラッシュ機能のピカピカ点滅は下の子がぐずった時の
あやしグッズにもってこいだし、
充電はいらないし誰にでも抵抗無く撮ってもらえるし、
撮ったものがその場で確認できないから諦め(?)もつくし、
今じゃ30分くらいで現像してもらえるし。
「カンタン・キレイ・色あせない」のは一緒だし!!!



まぁ、色々ありますが、原因は単に他がめんどくさいだけ
の、ただの言い訳なんですが。。。



デジカメの便利さは仕事でもよく使うので承知している
つもりなのですが、…仕事ではパソコンにつないですぐに
作業に入るくせに、プライベートの分はずーとメモリに
入ったままだったりします。(プリントアウトしない…。)


また、ケータイ
これがまた、笑えるくらいに使いこなせていません。。
松本仁志さんのツーカーのCMに、毎回深く頷いています。
先日、昼休みにメールの文字を打つのに両手使って
四苦八苦していたら、後輩に「松川さんって…、
パソコンあんなに使いこなしているのに!」と、
大笑いされてしまいました。
一応、写真の送受信はできますが、…そこから先がナカナカ。


というわけで、めんどくさがりにもってこい!の
「撮りっきりコ○カ」
別に「○るんです」や「99○ョップの激安カメラ」でも
いいんですが、これが非常に重宝しています。


以前、天才アラーキーこと写真家・荒木経惟さんも、雑誌記者に
どんなカメラがいいか聞かれて「便利で簡単!コレが一番!」
と使い捨てカメラを絶賛しておりました。



というわけで、子連れ旅が決まったら、真っ先に準備リストに
加える「使い捨カメラ」のご紹介
(?)でした!



『海ちゃん、おはよう』



焚き火しながら酒ばっかり飲んで酔っ払っている
気のいいおとっつぁん…。

というのが椎名誠さんに対するイメージなのですが、
こと私小説については、案外「ふつうのオトーサン」なんだなぁ。
と、ますます椎名ファンになってしまう、本書です。


息子さんである岳くんの幼少期~少年期を描いた『岳物語』から
早十数年。
いままであまり小説には登場することの無かった娘さん葉(よう)さん
の乳児期をモデルにした小説です。
そういえば、ずっと前に何かで「岳物語を書いているときに、娘からは
『私のことは書かないでねっ!』と言われた」と椎名さんが語っている
のを読んだことがありますが…。


初めての子育てというのは母親にとっても父親にとっても「初めて」
おっかなびっくり、と同時に、ドキドキワクワクを感じる日々の連続
でもあります。

ここでどう自分なりに子供に関わろうとするか…。
素のままでオオッ!・フフフ。・ヤヤヤ!・ムムム…の気持ちが
一冊にぎっしり詰まっていて、特別に事件は無いのですが
椎名オトーサンの言動ぶりに、何となく心が和らぎます


ウチのだんなも「彼なりに」こんなふうに思うことがあったの
かもしれないなぁ。と、思ったりもしました。
(でも、『協力する』という意識が欠如しているウチの夫…。)


働く母ちゃんをやっている(やっていなくても)と、
あまりの夫の非協力ぶりに「キーッ!!!」を気持ちがささくれ
立ってくることがありますが、そんな時に効く一冊
でもあります。


まぁ、こっちだけ気持ちがいっぱいいっぱいになっても何だし、
一人で全部できるわけないんだから、できるとこから
のんびり行こうよ。
…っていう気持ちになる本です。




『海ちゃん、おはよう』
 椎名 誠著  朝日文庫 ¥560-



 ⇒ 本の注文はここでも出来ます(Amazon.co.jp)

12月突入!子連れも動く年末年始の旅。

いよいよ12月です。
旅行会社も夏休み・ゴールデンウィークと並んで忙しくなる
12月がやってきました。

そう、冬休み・特に年末年始!!です。


特に今年は「日並びが悪い」。つまり長い休みが取りにくい
カレンダーであり、お客様の希望が特定日に集中しています。
イコール、希望のコースや宿の予約が取りにくい、ということ。



私自身、入社当初は(田舎で生まれ育ったこともあり)
「正月に旅行…?!」と驚いたものですが、なんのなんの、
多いんですね。特にご家族でご旅行される方。
数年前ほどではないですが、「この時期だけは家族で休める!」
ということもあり、いざ自分も働き・子育てしていると
確かにみんなで揃って休んで旅行って、なかなか難しいです。



で!この秋頃に「年末年始?!空いてませんっ!」と
旅行会社や宿で一蹴された方に朗報です。



ちょうど、今の時期に空席が出てきますよ!!
正確には11月終わりごろから。
なぜならば!!
「取消料のかかる時期となり、二股掛けていた人がキャンセルするから」


スタッフ側からすれば「二股かけんなよぉ!!」ってとこですが
やっぱり「お正月」だからこそじっくり悩みたいお客様の気持ちも
分かります。(でも…、手配する方は手間は2倍だし、一個消される
って分かってるし、でも希望どおりとってあげたいし…ブツブツ…)



まぁまぁ、何はともあれ、キャンセルがポロリポロリと出てくる
時期なんです。今頃が一番!!
街の旅行会社の張り紙やボードに要注目!!
「〇月×日、某温泉旅館1室空いてます!」などなど…。
(もしかしたら各地のテーマパークのホテルも!)


今が食らいつく(?)チャンスですヨ!!









子連れ旅・アレルギー対応の宿・ホテル

大人でも「魚介類がダメ」「お蕎麦がダメ」という
方の予約はよくお伺いします。
「アレルギー」はもちろん、「苦手なの…。」のレベルでもです。


そういう時は、あらかじめご宿泊希望の宿に直接
電話をし、確認を取っています。

大抵は「料理振替」、つまり、代替のお肉料理や
その他のお料理に変えていただくことが可能です。
(もちろん、宿泊代金の範囲内ですが。)




ですので、
アトピーっ子や幼少期のアレルギー除去食が
必要な場合でも、あきらめずに相談してみてください!

(もちろん、お宿に直接聞いてみるのもOKです)
どの程度の除去内容になるかにも寄りますが、
大抵のお宿さん(ホテルさん)は、親身に相談に
乗ってくれます。




ポイントは、旅行会社でも直接予約でも、どちらでも
構いませんが、事前に必ず「食事対応の確認」を行う
ことと、前日・もしくは当日に電話やフロントで
「アレルギー対応の食事でお願いしておりますが…。」
再確認を行うこと



残念ながら、この業界はまだまだ人の手で確認することが
多いので、ごくたまにですが「確認漏れ」もあるのです。
(これに関しては、日々努力中、です…。)


ひと手間ですが、この一言がけっこう効きますヨ!




あと、コチラ は、三重県のなかでも行政全体を挙げて「バリアフリーに
取り組んでいる、伊勢志摩地区のホームページです。
伊勢志摩地区は、パルケエスパーニャ鳥羽水族館伊勢戦国時代村 、など
チビッコが楽しめる施設もいっぱい!

伊勢地区に「子連れ旅計画中」の方も必見です!
(車椅子に優しい=ベビーカーに優しいトコロでもあるので!)


『子連れ海外旅行・安心マル得おでかけガイド』



元航空会社勤務・旅行会社勤務経験があり、現在は一児のママ
である星野愛さんによる、子連れ海外ガイド決定版です。


さすが元業界人だけあって、圧倒的な内容の濃さと量
2003年に出版されたものですので、年数を重ねるごとに
一部情報が変わってくることもあるでしょうが、それを差し引
いてもとても参考になります。


たとえば

「年齢別旅行方面の決め方」
「これだけ持っていくと安心=持ち物リスト=」
「機内での過ごし方マナー」
「子連れは部屋のここに注意!」
「子どもが現地で病気になったら?」


などなど、まだまだ「ほぉぉぉぉー。」と頷く情報満載。


ネット上でも数々の「子連れ旅」経験談やコツがUPされて
いますが、まとめて全部一冊にしたら、
こんな感じなのかもしれません。カユいところに手が届いています


海外初心者の方にはもちろん、リピーターの方にも
便利な一冊となること請け合いです!!




ウチの若い衆(新人スタッフや若年社員)にも読ませたいくらい!!




『子連れ海外旅行・安心マル得おでかけガイド』
 星野愛 著  メイツ出版 ¥1,500(税別)



 ⇒ 本の注文はここでも出来ます(Amazon.co.jp)