『高野優の子連れ地球上陸大作戦~サンフランシスコ編~』
先日、歯医者さんに行った際、待合室に置いてあった週刊誌を
何気なく(ホントは真剣!ワイドシーネタ好き。)めくっていたら、
「夏の家族旅行(子連れ旅)」についての特集が
載っていました。
この本の著者でもある高野優さんに、いろいろと子連れ旅の
コツについて伝授してもらいましょう!という企画です。
その中で、「著書紹介」として載っていたのが本書です。
早速、手帳にメモして家に帰り、ネットで本を注文しました。
余談ですが・・・ほんと、数年前と大違いですよね。
ネットでポンと好きな本が注文できるのですから!
・・・で、本書ですが、まず「漫画&エッセイ」であることが楽しい!
高野さん率いる3人のお嬢さん(7歳・5歳・1歳)との子連れ旅です。
(ダンナがついてこないのも妙に親近感アリです。)
爆笑に次ぐ爆笑で、電車の中で肩を震わせて読みきってしまいました。
主婦としてもんもんと家事もこなさなきゃならない日々から
スパーッ!と旅立とうと心に誓うまでの切り替えの早さ。
3人の子連れ旅であるにも関わらず、へこたれながらもアクティブに
突き進む高野さん。
だけど常に目線は子供にあって、旅行中の喜怒哀楽をすべて
子供達と分け合っているかのようです。
やっぱり「子連れ旅」って、当たり前のことですが
子どもが大きくなってからは体験することの出来ないコト、
だと思うんです。
子どもの月齢にあわせた、その時期ならではの苦労も
あると思うのですが、逆にその時期でしか感じることの
出来ない気持ちや思い、というのがあるのではないでしょうか。
そんな、「親」としてだけでなく今の「自分自身」を見つめることの
大切さを、本書は「子連れ旅」を通して訴えてくれています。
私自身もそうかもしれません。
まだまだ達観できてない部分がいっぱいあって、
なんかこう、大きく伸びをしたい、・・・いつも怒鳴り散らしてるけど
コイツらと大笑いしながら大好きな旅に出たい、というのが
なんとなく、いつもの「子連れ旅のきっかけ」になっている気がします。
本書は「サンフランシスコ」行きのエッセイ漫画ですが、他エリアへ
旅行される方へも十分おすすめ。
『高野優の子連れ地球上陸大作戦 ~サンフランシスコ編~』
高野 優著 幻冬舎コミックス ¥1000-
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