『ベイビーパッカーでいこう!』
産休前に読んだ、育休中の方の子連れ旅本です。
著者の「おぐにあやこ」さんがあるHPで著書紹介をされていて、面白そうだと思い、購入希望をご連絡したところ、快く承諾してくださいました。
何とも、必死さが伝わってきて、とてもリアリティがあって、一気に読んでしまいました。
もともと学生時代から、おぐにさんは「バックパッカー」でも
あったそうで、世界中を旅されていたそうです。
私も、せいぜい毎年1ヶ月程度ですが、学生時代はバックパックを
背負っての旅に出ていたこともあり、とても親近感を持って
読み進むことが出来ました。
バックパッカーは独特の空気感を持っていたり、旅する行為自体に
何らかの思いがあったりするので、それぞれに「マイ・スタイル」
というものがあるのですが、子連れ旅ともなるとそうも行きません。
(おぐにさんは生後5ヶ月の子連れ旅!)
まだまだ小さい赤ちゃんの太一くんのパスポート取得から
機内~スペインでの土地の人々との交流など、事細かに
綴ってあって、紀行文としても十分おもしろく、また
子連れ旅マニュアル(?)としても大いに活用できます。
子連れ旅は決して子どもを連れまわすのではなく、子どもは
あくまで旅の相棒であり、一緒に旅を味わう大事な友だ、
そしてその大切なパートナーは自分と血のつながった、
かけがえのないこの子なんだ!ということを強く感じさせて
くれる本でもあります。
子どもが愛しくなってしまう本なのです。
尚且つ!
赤んぼを連れて旅に出たくなることといったら!!
現在、産休・育休中の方、そして旅することが好きでたまらない
赤ちゃん子育て中の方に効く、子連れ旅・解禁誘発本(?)です!
『ベイビーパッカーでいこう!~赤ん坊とザック担いでスペインの旅』
おぐにあやこ著 日本評論社 ¥1400-
⇒ 本の注文はここでも出来ます(Amazon.co.jp)。